ピディオキシジル(Pidioxidil)は、主に化粧品に用いられる成分の1つ。化粧品表示名称は、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド(Pyrrolidinyl Diaminopyrimidine Oxide)。主な成分用途は、パーマネント・ウェーブ用還元剤、ヘアコンディショニング剤である。

論文や公開特許で見られる別称としては、ミノキシジル誘導体、ミノキシジル近似成分、minoxidil analogue(ミノキシジル類似体)などが挙げられる。

FDA(アメリカ食品医薬品局)によるUNIIは「23GGI87A7F」である。

化粧品成分であるため、医薬品成分であるミノキシジルほどの効果効能(主に育毛)はもたない。代わりに、ミノキシジルと比較して副作用のリスクは低い。

製造 ・用途

化粧品でなく原料自体が製品化されたものとしては、Vivimed Labsが提供する『Vividine』などがある。国内では、富士フイルム和光純薬が「ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド」の名称で取り扱うなどの事例が見られる。

NLM(アメリカ国立医学図書館)によれば、Triaminodil(トリアミノジル)の別称もある。しかし、現在ではこの名称よりPidioxidil(ピディオキシジル)が広く用いられている。原因の1つとして考えられることは、一部の企業がトリアミノジルを化粧品でなく食品に用い、この事実が科学誌で問題視されたことである(成分自体ではなく「食品に用いたこと」が問題となった)。

睫毛美容液(睫毛の成長促進を図る製品)には、2013年時点で使用されている。育毛剤(養毛料)では、2018年には使用されている。

脚注

注釈

出典

関連項目

  • ミノキシジル

外部リンク

  • pyrrolidinyl diaminopyrimidine oxide(WIKIDATA)

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